「水ぼうそう」は、幼稚園や保育園でもよく流行する病気なので、1度は名前を聞いたことのある方がほとんどかと思います。
水ぼうそうってどんな病気?
感染力は極めて強く、まだ罹ったことがない人と同じ部屋に水ぼうそうの人が居た場合、短時間でもうつっている可能性が高い病気です。
家族内で水ぼうそうが出た場合、まだ罹ってない家族は90%以上の確率で感染します。
症状としては、全身に水痘疹とよばれる発疹が出ます。熱は出る場合とでない場合があります。だいたい1週間程度で発疹がかさぶたのように枯れてしまえば、ほかの人に移すこともなくなります。
しかし、まれに合併症として髄膜脳炎・小脳失調・肺炎や肝炎を起こすことがあり、とても怖い病気でもあります。大人になってから罹ると、合併症を起こすリスクは高くなると言われています。
予防するには水痘ワクチンを接種することが1番です。
2014年からは日本でも公費接種となり、1歳から3歳になる前に2回、公費で接種することができます。忘れずに予防接種をしましょうね!
もしも、体に発疹がでてきて受診するときは、受付で発疹が出てることをお知らせください。