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執筆者の写真すえふじ小児科

麻しん(はしか)


連日ニュースでも報道されていますが、関西圏を中心に麻しんが流行しています。

麻しんの潜伏期間は10日~2週間。

発症までに時差があり、最初の発熱の時はかぜの症状と見分けがつきません。

2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。

感染経路としては空気感染のほか、飛沫や接触感染など様々な経路があります。

感染力は極めて強く、麻しんに対して免疫がない人が麻しんウイルスに感染すると、90%以上

が発病します。

麻疹ウイルスの直径は100~250nmであり、飛沫核の状態で空中を浮遊し、それを吸い込むこ

とで感染しますので、マスクでの予防は難しくなります。

唯一の予防方法は、ワクチン接種によって麻疹に対する免疫をあらかじめ獲得しておくことで

す。

1歳になったらまず1回。年長さんで1回。

まだ接種していない方はお早めに!!

以前に掲載した麻しんについてもご確認ください

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