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執筆者の写真すえふじ小児科

ベランダの危険


先日、お留守番中の小さな子どもがマンションから転落し,亡くなったというニュース

がありました。

子どもがマンションから転落したというニュースは、残念ながら度々耳にします。

お昼寝から目が覚めて、お母さんがいないことに気付き、あわててベランダから身を乗

り出したのかもしれません。

普段は絶対に届かないであろうベランダの柵も、踏み台になるものがあれば届いてしま

います。

子どもは大人では考え付かないようなことをします。

例えば予防接種の時。大人は針が刺さった状態で、決して腕を動かそうとはしません。

想像すれば、もっと痛いことになるとは簡単にわかります。

しかし子どもたちは注射から逃げるために全力で腕を動かします。

お昼寝から目が覚めたとき、知らないうちにお母さんがいなかったら?

お母さんを探して、家から飛び出すことは十分考えられます。

また、いないことをわかっていても、お母さんまだかな?とベランダから身を乗りすこ

とも考えられます。

実際私自身もマンションで子育てをしていますが、小さいうちは子どもをベランダに出

さないようにしていました。

考えすぎかな?ではなく、もしかしたら?という目線で考えましょう。

何かあってからでは遅いのです。

子どもがお昼寝している間に1人にすることは避けましょう。

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