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執筆者の写真すえふじ小児科

離乳食(食べさせ方)


色々な味を覚え、食べる練習をする離乳食。

介助の方法、タイミングの大切さを体験しました。

基本は、食べ物を唇で捉え、咀嚼しながら奥に送りゴックンする。

食べ物を奥に多量に入れることはこの手順を省略し、モゴモゴ捏ねてゴックン!という丸呑みスタイルを招いてしまいます。そのときは味を味わうことはできません。

バナナを食べながらの研修でした。

スプーンでの食事介助の方法も、真っ直ぐ口に運び、子ども自身が食べ物を唇で捉えることが大切だと教わりました。

よくやりがちなのは、子どもの上顎、上唇におしつける、熊本弁で言うと「ねたくる」状態。

2人でペアを組み、1人は目を閉じて、介助される側の気持ちも体験しました。

次に何を食べるのかわからないと、目で楽しむことができません。

味わう余裕がなくなります。

口へ運ぶタイミングも大切!!

ご飯、おかずを見せながら、「今日はカボチャだよ」「綺麗な色だね~」「甘いにおいがするね~」と、目で楽しみながら、五感を刺激しながら、子どものペースで届けたいですね。

離乳食は、手づかみ食べも大切です。

腕の動きや、口腔機能の発達、色々な感覚が統合されて、スムーズに口に運び、自分の適量を口に入れ、咀嚼して飲み込むことができるようになります。

口腔機能の発達は食べることだけでなく、「話す」ことにも大きく影響するそう。

生活しやすい体をつくる『身体調和支援』はとっても奥が深いです。

何気なく行う「食べる」こと。大切にしたいですね。

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すえふじ医院 小児科
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